泌尿器科
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猫の腎不全治療について
皮下点滴に関しては猫の腎不全では体重減少が顕著な症例が多い為、週1〜週2、3回(通院可能の範囲で)を目安に皮下点滴を推奨しております。 猫と人の慢性腎不全では、臨床症状や病理学的所見が大きく異なると言われており、猫の慢性…
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猫の腎不全(IRIS分類について)
猫の腎不全と診断された症例に対する治療ガイドライン、IRIS分類をご紹介します。
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猫の尿管閉塞に対する治療について
Q.猫の尿管閉塞に対する治療について、現状どの治療法を選択すべきでしょうか? A.答えは世界でも議論があるところです・・。 論文ベースと私見を以下に記載しております。 2018年の論文上では以下のように記載されております…
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会陰尿道路術(猫:筒状尿道包皮粘膜縫合法)
雄猫の泌尿器症候群(FLUTD)から尿道閉塞に罹患してしまった場合に、会陰尿道路術が必要となる場合があります。しかし、従来のWilson & Harrison法(尿道粘膜ー皮膚縫合)による術式では術後の合併症と…
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膀胱ガストロボタン(Cystostomy Tubes)
尿道閉塞症例の最終手段となりますが、意外にも動物、飼い主さんともに許容できるようです。 猫の会陰尿道路術の術後合併症による救済策としても有効です。
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猫の尿管閉塞に対する治療について(SUBシステム)
猫の尿管閉塞は、泌尿器疾患の中でも緊急性が高く、治療介入が非常に困難とされております。 閉塞の原因が結石である場合の検査による検出感度は X線とエコー検査で90%と報告されております。
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SUBシステム設置後の管理について
SUBシステムを実施した後の食餌療法やメンテナンスについての概略をお伝えします。
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会陰尿道路術(犬・フェレットの尿路変更術)
雄犬は雌犬に比べ陰茎骨の影響もあり、尿道内結石が認められる場合があります。
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尿路結石
犬、猫の腎臓、尿管、膀胱、尿管にできる無機質の石状のかたまりです。
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猫泌尿器症候群(FLUTD) Feline Lower Urinary Tract Disease
猫の泌尿器症候群(FLUTD)は猫の尿道、尿管、膀胱に症状が認められる臨床上よく遭遇する疾患です。 特発性膀胱炎(人の間質性膀胱炎に類似しているされる)などの複数の下部尿路疾患が複合的な原因とされておりますが、人も猫も完…
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犬の慢性腎不全の治療(ARB製剤)
人医療領域では 高血圧は慢性腎不全の悪化原因となり、既存の慢性腎不全を悪化させる また、慢性腎不全は高血圧の原因となり、既存の高血圧を悪化させる。 と考えられております。
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猫の尿管閉塞に対する治療について(尿管ステント)
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膀胱尿管吻合術
膀胱腫瘍による膀胱の拡大切除や猫の尿管結石の手術に際して行われます。