ふく動物病院

診療科目

健康診断書health examination certificate(犬と猫と一緒に海外渡航する)②

アメリカへの渡航ついての情報の加筆になります。
2024年8月に改定されたCDCの新ルール以降、「猫」はこれまで通り非常に簡素ですが、「犬」に関しては世界的に見ても極めて厳格なデジタル規制が敷かれています。

1. 【猫】の場合:特に追加の注意はなく、CDCによる連邦政府レベルの厳しい狂犬病規制はないようです。
連邦政府の要求としては臨床的に「健康に見えること」のみです。

ふく動物病院の英文フォーマットで、マイクロチップや各種ワクチン履歴、健康状態が証明されていれば問題ないと思われます。
注意点:到着する「州(ハワイ州など)」や「航空会社」が独自に健康証明書を求めるため、当院でのhealth certificateはその提示用として役立つと思われます。

2. 【犬】の場合:獣医師として知っておくべき3点があります。
犬の場合、アメリカは狂犬病の侵入を徹底的に防ぐため、以下の厳しい一律ルールを設けています。

① 年齢は「生後6ヶ月以上」が必須生後6ヶ月未満の小犬は、どんなに健康であっても、どんな書類があってもアメリカに入国できません。
② マイクロチップの「ISO 11784/11785」準拠国際標準規格の15桁のマイクロチップが必須です。
ふく動物病院のフォーマットにはすでに「ISO Microchip No.」の欄を用意しております。
③ 【最重要】民間病院の健康証明書だけでは「飛行機に乗れない」
ここが臨床医として注意が必要です。
アメリカに犬を連れて行く飼い主は、出発前に「CDC Dog Import Form」というオンラインシステムに自身で登録し、QRコード付きの「レシート(控)」を取得しなければなりません。

航空会社のカウンターやアメリカの税関(CBP)でチェックされるのは、民間の動物病院の獣医師による健康証明書ではなく、この「CDCのレシート」です。

日本(狂犬病清浄国)に過去6ヶ月間ずっと滞在していた犬であれば、このオンライン申請だけで即時レシートが発行されます。

<※Conclusion>
①当院で英文の健康証明書health certificateと
②CDC(疾病対策センター)のネット申請で発行される『QRコード付きのレシート』
が必要です。

出発前に必ず飼い主さんご自身で【CDC Dog Import Form】のオンライン登録を終わらせておいてください。

尚、当院受診の方以外のお問い合わせはお断りいたします。(他の業務に影響でますので)
2026年7月1日