ふく動物病院

診療科目

ヤギの骨折治療 (external fixation)


「ヤギの後肢の開放骨折、X線画像」
開放骨折のため、感染が懸念されます。プレート固定は強固ですが、バイオフィルムの観点から適用になりにくい状況でした。

※整形外科領域におけるバイオフィルムは、人工関節や骨折の固定材料(インプラント)の表面に細菌が形成する「頑強なバリア(膜)」のことであり、治療を極めて難治化させる最大の原因として重く捉えられています。

ヤギは獣医医療においては産業動物と判断されることも多く、犬、猫に準ずる医療水準を享受できないケースもあることと思われます。
我々はヤギの骨折に対して、整形外科原則に則して創外固定を実施しました。

「創外固定にて整復後X線画像」


「創外固定強度を減じますReduction of external fixation components」

「治療終了後X線画像」

2026/05/01