病的骨折の外科整復
獣医医療では病的骨折と診断されると、断脚術が選択されてケースが多いと報告されております。
当院では適切な診断と整形学的治療により、断脚を回避し患肢を温存していきたいと思っております。
「多発性骨髄腫により病的骨折と診断された犬のX線画像」
「AO分類にて左上腕骨遠位内側顆骨折 Type B1」
人医療では多発性骨髄腫による病的骨折の整復は推奨されております。
我々は獣医医療でも多発性骨髄腫による病的骨折の整復は可能であると考えております。
2024年 第30回 日本獣医がん学会
多発性骨髄腫による上腕骨の病的骨折を外科整復した犬の1例
2024年7月6日