フェレットの骨折治療(LCP1.5mm)
フェレットを診察する獣医は限られており、その中で整形外科手術をAOの教育プログラムに則って実施している獣医師はより少数と考えられます。またフェレットは骨格と飼育方法から骨折症例は少なく、骨幅も1.5mmのプレートシステムが必要であり、このような症例に対して整形外科手術を実施できる施設は少ないかもしれません。
「来院時X線検査:原因不明」
「術後X線検査画像プレートロッドLCP1.5mmとIMピン」
また比較的若齢で、骨折の形状によっては髄内ピン単独でも癒合が得られる症例もいます。
「画像左:髄内ピン→画右:癒合完了後、抜ピンしたX線画像」
2023/05/01