ふく動物病院

診療科目

ホルネル症候群 Horners syndrom

<症状>
片側の縮瞳(縮瞳)、眼瞼の下垂、第三眼瞼の突出、眼球の眼窩への陥没が特徴的です。

<原因>
最も多いとされているのは“特発性”です。
他には、中耳や頭頸部、前胸部における、外傷・腫瘍・感染・炎症に伴って発症します。
外耳炎や中内耳炎によっておこることも多く、耳掃除のあとに症状がでることもあります

<診断>
特異的な症状がでるため、診断は容易です。
原因を追究するためには、単純X線検査、CT検査、MRI検査などが必要となる場合もあ
ります。

<治療>
基礎疾患の治療が優先されます。
特発性の場合、時間とともに症状が緩和する場合もあれば、後遺症として残る場合もあり
ます。