猫の大腿骨骨折
症例1(日本猫)
本症例は外傷により重度の骨髄炎に罹患していた症例、切開排膿、薬剤感受性試験後に整復手術を実施しました。
「猫の大腿骨骨折術前X線」
「手術後X線」(2.0mm LCPプレート 創外固定にて整復)
「創外固定抜去後X線」
症例2(日本猫)
「大腿骨粉砕骨折」
(SYNTHES社製LCPプレード2.0mm、IMEX創外固定、髄内ピンを使用)
癒合の状況を判断し、創外固定、髄内ピンの順に固定器具を減らします
症例3(日本猫)
本症例は若齢の動物で早期の癒合が期待できる症例でした。単純骨折であれば、比較的短い手術時間、入院日数、費用での治療が可能です。
「癒合完了←手術後←術前の順でX線画像」
本症例は地域猫で骨折の経過が不明な点が多い症例でした。
初診時に大腿骨のズレが重度でしたので、早期に治療を開始することで変形癒合を防ぐことができました。
2020/05/01