犬の甲状腺機能低下症
高齢犬に多い「甲状腺機能低下症」の迅速診断が院内検査で可能となりました。
「犬の甲状腺機能低下症症の代表的な所見、尻尾の脱毛」
<富士ドライケムIMMUNO AU10>(内分泌測定器)
検査可能項目
T4
TSH
TBA
コルチゾール
「甲状腺機能低下症のシェルティーの典型的な皮膚所見」
特に高齢犬の場合は一般血液検査で大きな異常がない場合でも、甲状腺機能低下症を持病としてもっている症例も存在します。
(いわゆる隠れ甲状腺機能低下症)
内分泌系の検査は粘液水腫昏睡と呼ばれる、麻酔覚醒遅延や麻酔後の合併症を未然に防ぐためにも重要な検査と考えられます。
2021/1/18