犬の会陰ヘルニア
犬の会陰ヘルニアは高齢の未去勢の雄犬に多く認められます。
排便困難なのどの臨床症状が認められます。
当院では重度の会陰ヘルニアに対してポリプレンメッシュを用いた外科治療を実施しております。
「症例2 トイプードル雌犬」
雌の会陰ヘルニアは比較的珍しく、本症例は肛門の下方向の憩室に体する対応が必要でした。
会陰ヘルニアに関するポリプロピレンメッシュを用いた手術法は近年広く獣医療で実施されてきましたが、本症例のように肛門に対して下方向の憩室に関しては若干の変法が必要と考えられます。