ふく動物病院

診療科目

股関節形成不全

股関節.jpg
↑「7ヶ月齢 シェパード 股関節形成不全のX線画像」


ノルベルグ アングル≧105°は正常と考えられております。
本症例では、X線検査上 骨関節炎の所見がすでに認められております。
大型犬の宿命とも呼べる疾患です。

股関節形成不全 骨関節炎.jpg
↑「12歳齢 ラブラドールレトリバー」
X線検査で骨棘や骨増生が認められます。重度の股関節の骨関節炎が認められます。

ノルベルク角.png
↑「オールドイングリッシュ・シープドック オス」
ノルベルク角は膝蓋骨が真上に維持し、大腿骨が直線。骨盤が左右対称(閉鎖孔を基準とする)にて撮影されたもので評価が必要です。無麻酔ではなかなか難しい。。

↑「生後7カ月のボーダーコリーの股関節X線:ノルベルク角は105°あります(鎮静下で撮像。。)」
股関節形成不全の診断手順触診も重要です。

本疾患は、臨床症状、年齢により治療方法が異なる疾患です。

2025/06/01