犬の中等度型リンパ腫について
犬のリンパ腫の分類の1つとして、細胞診と免疫表現型で分類する新Kiel分類が知られております。
この分類では、
1.高悪性度リンパ腫(High grade LSA)
2.低悪性度リンパ腫(Low grade LSA)
それぞれ
B細胞
T 細胞
に分類されてきました。近年では中等度型リンパ腫と分類される「低悪性度な挙動をとる可能性がありますが、高悪性度の挙動を呈する」症例も目にするようになりました。
「犬の中等度型リンパ腫の細胞診所見」
「診断時14歳のトイプードル」
治療開始後約2年半の UW25(CHOP療法)を実施し完全寛解後無治療で2年経過の症例
2020/05/25