ふく動物病院

診療科目

犬、猫の混合ワクチンについて

犬の混合ワクチンは6種と8種を取り扱っております。
猫の混合ワクチンは3種のワクチンを接種しております。


当院で使用する8種のワクチンは「バンガードプラス5/CV-L」です

1.ジステンパー
2.3犬アデノウイルス(2型)感染症(犬伝染性喉頭気管炎、犬伝染性肝炎)
4.犬パラインフルエンザ
5.犬パルボウイルス感染症
6.犬コロナウイルス感染症
7.犬レプトスピラ病(イクテロヘモラジー)
8.犬レプトスピラ病(カニコーラ)

以上の感染症を予防することができます。

※「犬アデノウイルス(2 型)感染症」
犬アデノウイルス(Canine adeno-virus:CAdV) を含むワクチンの特徴として、主成分としてCAdVh2のみを含んでいるにもかかわらず、犬伝染性喉頭気管炎(Infectious canine laryngotracheitis:ICL)、犬伝染性肝炎(Infectious canine hepatitis : ICH)という 2 疾病に対する予防効果を有しており、異なる血清型 2つの感染症に対する予防効果を有するそうです。

「レプトスピピラを予防する意義について」
国立市近郊でもレプトスピラの発生が報告されております。
2018年11月に武蔵野市でミニチュアダックスより犬レプトスピラ病(イクテロヘモラジー)が発生しております。
レプトスピラは人畜共通届出感染症のひとつです。国立市も武蔵野市と地域としてはほぼ同地域と判断されますから、生活環境によっては小型犬の室内飼育であっても9種のワクチン接種が必要かもしれません。
ワクチン接種については担当獣医師と相談して行ってください。

「猫のワクチンについて」
最近では猫の多頭飼育が増えております。猫は通称「猫かぜ」と呼ばれる、ウイルス性鼻気管炎が多く、多頭飼育の場合には「ピンポン感染」(猫どうしがお互いにうつしあう)するおそれもあります。
基礎疾患のない猫は年1回の接種を推奨しております。

「ワクチン抗体価検査を実施しております」
猫ワクチン抗体価.JPG

1.ワクチンによるアレルギー反応が認められたことがある
2.ステロイドや免疫抑制剤を服用中である
3.高齢や基礎疾患があるためワクチン接種による負担をかけたくない
4.1-3の理由があるものの、ペットホテルや住居環境によりワクチン抗体価の証明が必要である

お電話でご予約いただき、当院で採血を行います。

2021/01/15