診療科目

犬・猫

  • SUBシステム設置後の管理について

    SUBシステムを実施した後の食餌療法やメンテナンスについての概略をお伝えします。

    一般的にSUBシステムは尿路閉塞の救済的な処置と判断されております。
    代表的なSUBシステム後の合併症として


    1.尿路感染症
    2.尿路の再閉塞
    3.腎不全の悪化
    が挙げられます。


    「食餌療法について」
    そこで現状で議論がる食餌療法として
    1.腎臓の療法食を優先すべきなのか?
    2.尿路結石の療法食を優先すべきなのか?
    の2点が大きな治療方針となるかと思います。


    私の私見としては
    <比較的若齢の症例でSUBシステムを実施した症例 >
    将来的な尿路感染症を防ぐ、尿路の再閉塞リスクを減らすために「尿路疾患」用の食餌療法を推奨する。
    Na利尿の製品やK利尿の製品がありますので、症例の電解質や食欲を含めて検討する
    療法食ユリナリーSO.jpg
    術後の電解質が低K血症になる症例にはK利尿の食餌(食品中のK が多くふくまれているもの)を選択するのも有効かもしれません。


    <比較的高齢の症例でSUBシステムを実施した症例>
    IRSI分類にてStageが比較的高い症例については既に尿量が多い可能性が高いため、あえてNa、K利尿を実施する必要はないと考えます。よって「腎疾患」用の食餌療法を推奨します。


    「SUBシステムの洗浄について」
    SUBシステム設置後の術後1週間、術後1ヶ月、3ヶ月毎にSUBシステムの洗浄を行うことが推奨されております。通常SUBシステムの洗浄を行うにあたって麻酔や入院の必要はありませんが、事前に当院へ予約を行なってください。



    a guide of the use of the SUB 2.0
    2020/06/25

ページの先頭に戻る