診療科目

腫瘍科

  • 犬のMott cell lymphoma(MCL)


    犬で形質細胞の増殖がみられる疾患であり、形質細胞のリンパ系腫瘍および免疫介在性疾患に伴って認められることが多いと報告されています。
    非常に珍しい疾患とされており、その臨床所見や臨床病理学的所見、および治療経過については未だ解明されていない点が多い疾患です。

    mott cell-3.001.jpeg
    <lymphoma with mott cell differentiation>

    多数のリンパ芽球、少数の小リンパ球、mottcellが中程度量の血液と混在してみられる
    リンパ芽球は、直径で10-13μmで、偏在性の核を持ち、クロマチンは微細顆粒状で、核小体は0から複数個、円形である
    細胞質は狭く、濃青色を呈している
    mottcellは大小不同を呈している


    鑑別疾患として

    B細胞性慢性リンパ系リンパ腫
    B細胞リンパ系リンパ腫(中間型)
    リンパ形質細胞性リンパ腫
    粘膜とリンパの複合組織(MALT)の節外性の周辺帯B細胞性リンパ腫
    形質細胞腫瘍
    バーキットリンパ腫


    が挙げられます。


    2014年日本獣医内科学アカデミー
    清田大介:Mott cell lymphoma(MCL)の犬の一例より抜粋

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