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開院19年目と「練度の向上へ」
ふく動物病院は2005年10月1日に開院しました。
2023年10月1日で満18周年を迎え、19年目に入ります。
獣医医療の発展、進歩は目覚ましい進歩をとげております。18年前、診断や治療が困難であった症例が診断技術の向上により、治療できるものや、効率の良い治療が得られるようにもなりました。当院では最近、地域の動物病院の役割を超えて、猫の皮下尿管バイパス手術(SUBシステム)や犬の前十字靱帯断裂に対する矯正骨きり術(TPLO)などの症例が多く、近隣の動物病院さんからのご紹介もいただけるようになってきました。
「↑尿管閉塞に対するSUBシステムの術後X線画像」「↑犬の前十字靱帯断裂に対する矯正骨きり術TPLOの術後X線画像」物価高や労働賃金の高騰により飼い主さんの金額的負担も多い昨今ですが、当院では技術的な向上とともに、費用対効果(費用対治療効果と言いますでしょうか)も検討し、二次診療施設よりも価格を抑えながら、治療効果は同等の治療効果が得られるよう企業努力を続けております。今後も診断と手術の練度を高め、迅速診断や手術時間の短縮を行い、動物と飼い主さんの負担の軽減につなげていきたいと思っております。開業当初からの理念「獣医医療を身近に」「より良い医療を安く提供する」をモットーに地域の一次診療の筆頭として努力していく所存です。今後ともよろしくお願いします。院長 出浦知也