ふく動物病院

みゅうのたわごと

  • フェレットのホルモン疾患

    フェレットの副腎疾患。


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    フェレットの副腎疾患には・・・
    非腫瘍性の病変である副腎の過形成
    良性腫瘍である腺腫
    悪性腫瘍である腺癌 などがあります。
    発症は・・・
    1~7歳とあらゆる年齢で認められています。
    症状としては・・・
    脱毛、元気食欲の低下、痒み、貧血 などがあります。

    今回は左副腎の全摘出術を行ったクーちゃん
    3歳10ヶ月の雄(去勢済み)を紹介します。
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    尾、背中の脱毛が気になり食欲もムラがあるとのことで来院されました。

    手術前の写真です。
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    切除した左副腎です。
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    病理検査では副腎皮質腺腫(良性腫瘍)とのことでした。

    手術後の写真です。(術後6週目くらいです)
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    体重も100g増加し、毛も生えそろってきました。

    比較用写真
    術前
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    術後6週間
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    術前
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    術後6週間
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    今回の掲載は患者さんの承諾を得ています

    フェレットのその他の病気について↓
    フェレットのインスリノーマについて

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